美白化粧品の成分

美白化粧品に含まれている成分は美白有効成分と言われ、これは厚生労働省により「メラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐ」またはこれに類似した効能の表示を認められた成分です。認可には高いハードルが設けられ、現在認められているのは20種ほど。化粧品を選ぶ際に参考にしてくださいね。

おもな美白有効成分一覧

メラニンを作らせない、できてしまったメラニンを薄くする

ビタミンC誘導体 ビタミンCを安定させ、皮膚に浸透しやすく改良したもの。メラニン生成の抑制に加え、メラニン還元作用も持つ。抗酸化作用により活性酸素も除去する。
ハイドロキノン 高い美白効果を持ち、「肌の漂白剤」とも呼ばれる。2001年の薬事法の規制緩和によって市販の化粧品にも使えるようになった。メラニン生成の抑制と、還元作用がある。刺激が強いため、使用する際にはパッチテストなどを忘れずに。

メラニンを作らせない(メラニンの素となるチロシナーゼに働きかける)

アルブチン ハイドロキノンとブドウ糖が結合したもの。ハイドロキノンよりも安全性が高く、コケモモ(リンゴンベリー)、梨などの果物や、ウワウルシといったハーブから摂取することも出来る。ビタミンCとの併用が効果的。
リノール酸S 浸透力の高いリノール酸をメラノサイトのある表皮に作用するよう改良された成分。チロシナーゼそのものを分解し数を減らすことができる。
コウジ酸 麹菌から生まれた美白成分。
プラセンタエキス メラニン生成を防ぐとともに、代謝促進作用でターンオーバーが整うのでメラニンを含んだ古い角質の剥離を促すことができる。
エラグ酸 イチゴやブラックベリーに含まれる天然のポリフェノール。抗酸化作用も持つ。
4MSK
(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)
プラセンタエキスと同様、ターンオーバーの改善にも役立ちメラニンを含む古い角質の剥離を促す。
ルシノ—ル
(4-n-ブチルレゾルシノール)
チロシンとチロシナーゼの結合を防ぐことでメラニン生成を防ぐ。浸透力が高く、安全性も高い。
マグノリグナン チロシナーゼの働きではなく、チロシナーゼ自体の成熟を阻害する。植物由来の成分で安全性が高い。

メラニンを作らせない(メラノサイトへのメラニン生成指令を止める)

トラネキサム酸 肝斑の治療によく用いられる。情報伝達物質プラスミンをブロックする。
t-シクロアミノ酸誘導体 報伝達物質プロスタグランジンをブロックする。
カモミラET カモミールの抽出成分。情報伝達物質エンドセリンをブロックする。天然由来で安全性の高い成分。

できたメラニンを表面化させない

ニコチン酸アミド 水溶性のビタミンの一種。美白に関わらず人体には必須とされる成分。メラニンが表皮細胞に受け渡されるのを阻害することでしみを防ぐ。

注目すべき美白成分

中でも際立って優秀なのがビタミンC誘導体です。様々な効果を持つうえ、多くの化粧品に含まれていて手に入りやすく、安全性にも問題ありません。

ハイドロキノンも効果は高いのですが、その分取り扱いや使用方法には十分注意が必要となります。間違った使い方をしてしまうと白斑などの可能性もありますので上手にスキンケアに取り入れましょう。

他にも、併用することでこれらの効果をより高めるような成分が各メーカーで開発されています。トライアルなどを活用していろいろと試してみるのも良いですよ。